全方向から観察できる新しい形の標本ケース
昆虫標本ケースにミノルキューブ|360度観察できる新発想
昆虫標本の保管、どうされていますか?
おそらく多くの方が思い浮かべるのは、専用のドイツ箱。あの木枠にガラス蓋がついた、クラシックな標本箱ですよね。私たちも最初はそう思っていました。昆虫標本といえばドイツ箱、それが当たり前だと。
でも、ある日ふと思ったんです。「上からしか見られないって、もったいなくないか?」と。
博物館との偶然の出会いから始まった開発
きっかけは、経営革新計画の取り組みでした。ミノルキューブを新しい分野で活かせないか模索していた時期です。
「透明なキューブケースなら、昆虫標本にも使えるんじゃないか」——正直、最初は私たちの中だけのアイデアでした。ところが調べてみると、なんと府内のとある自然博物館様が、まさに同じことを考えておられたんです。
これには驚きました。「やっぱり、求められてるんだ」と。そこから本格的な開発がスタートし、博物館での展示や経営革新計画での表彰にもつながっていきました。
ドイツ箱にはないメリット、正直に言います
ドイツ箱の良さは十分わかっています。歴史があるし、見た目の重厚感も捨てがたい。でも、一つだけどうしても解決できない問題があるんです。
それは、「上からしか見られない」ということ。
チョウやガの翅の裏側、見たことありますか?表とは全く違う模様が隠れていることがあるんです。ところがドイツ箱だと、それを見ようと思ったら蓋を開けて、標本を取り出して…湿気や振動のリスクを冒さなきゃいけない。
ミノルキューブなら、ケースに入れたまま、手に取ってクルクル回せます。上から、横から、斜めから、そして裏側から。全方向からじっくり観察できるんです。
ケースごと手に取って、あらゆる角度から観察できます
透明仕切り板という「縁の下の力持ち」
で、ここからが本題なんですが。ただキューブに入れるだけじゃ、中で標本が動いてしまいますよね。
そこで開発したのが、ミノルキューブ専用の透明仕切り板です。見た目はシンプルな透明の板。でも、これがあるのとないのとでは大違い。
Sサイズ用の透明仕切り板。サイズ感ぴったりに設計しています
この仕切り板に標本を固定することで、キューブの中で斜めに配置できます。すると、ケース越しでも360度の観察が可能に。しかも一度セットすれば、あとは蓋を開ける必要がありません。
湿気の心配がなくなる——これ、実はかなり大きいメリットです。ドイツ箱は観察のたびに蓋を開けますよね。その都度、湿気が入るリスクがある。ミノルキューブなら、全面クリアなので開けずに観察できるんです。
斜め配置で立体的にディスプレイ
裏側からの観察も簡単にできます
透明仕切り板のサイズ展開(全7種類)
仕切り板は、ミノルキューブの各サイズに合わせて7種類をご用意しています。
| サイズ名 | 寸法 | 枚数・価格(税抜) |
|---|---|---|
| Sサイズ | W58×H82mm | 2枚入り ¥200 |
| Lサイズ | W89×H127mm | 2枚入り ¥300 |
| Sロングタテ | W58×H108mm | 2枚入り ¥240 |
| Sロングヨコ | W89×H82+58mm(2つ折り) | 2枚入り ¥250 |
| Lロングタテ | W89×H177mm | 1枚入り ¥250 |
| Lロングヨコ | W153×H127+89mm(2つ折り) | 1枚入り ¥400 |
| LLサイズ | W123×H173mm | 1枚入り ¥250 |
SロングヨコとLロングヨコは2つ折りタイプなので、折り曲げて自立させることもできます。ハサミやカッターで切ることもできるので、アイデア次第でいろいろな使い方ができますよ。
もう一つの隠れたメリット:収納のしやすさ
ここまで観察のしやすさをお話ししてきましたが、実は収納面でもいいことがあります。
ミノルキューブは積み重ねができるんです。同じサイズ同士なら、きれいにスタッキングできる。ドイツ箱だと場所を取りがちですが、キューブなら縦にも横にも効率よく並べられます。
コレクションが増えてきた時に、この差は地味に効いてきます。
昆虫標本ケースをお探しの方へ
「今までドイツ箱一択だと思ってた」——そんな方にこそ、一度試していただきたいなと思っています。
もちろん、ドイツ箱の風格や歴史的な価値を否定するつもりはありません。ただ、「360度観察できる」「開けずに見られる」「積み重ねて収納できる」という選択肢があることを、知っていただけたら嬉しいです。
博物館でも採用いただいている実績がありますので、教育現場や研究用途にも安心してお使いいただけます。ご検討いただければ幸いです。
※本ページの写真は、写真家 菅野勝男氏(有限会社ライブワン)に撮影いただきました。孫正義氏、稲盛和夫氏、安藤忠雄氏など著名人のポートレートを数多く手がけるプロフェッショナルです。
