昆虫標本
「せっかく作った昆虫標本、上からしか見られないのがもったいない…」
そんなお声をいただくことがあります。カブトムシの力強い脚、クワガタの腹側の光沢、蝶の翅の裏側の繊細な模様。標本を作った方なら、きっと裏側も見たくなりますよね。
実は、私たちミノル化学工業が作っている「ミノルキューブ」で、それが叶うんです。博物館での展示実績もあり、大阪府から経営革新計画の承認もいただきました。今回は、昆虫標本の新しい楽しみ方をご提案させてください。
従来の昆虫標本ケース「ドイツ箱」の限界
昆虫標本といえば、多くの方が思い浮かべるのが「ドイツ箱」ではないでしょうか。
ドイツ箱は、木製のフレームにガラス蓋が付いた伝統的な標本箱で、全国の博物館や研究機関でも広く使われています。蓋と本体の凹凸がきっちり嵌まる精密な設計で、害虫の侵入を防ぎ、大切な標本を長期保存できる優れものです。
ただ、ひとつだけ気になる点があって。
上からしか観察できないんですよね。
昆虫って、実は裏側にこそ面白い発見が隠れていたりします。脚の関節の仕組み、腹部の構造、翅の付け根。図鑑で見るのと、自分の標本で確認するのとでは、感動がまるで違う。でも従来のケースだと、それができない。
「両面ガラスタイプ」という選択肢もありますが、価格が高めだったり、サイズの選択肢が限られていたり。もっと気軽に、いろんな角度から標本を楽しめたらいいのに…と思っていました。
手に取って見れる標本ケース
そこで私たちが開発したのが、ミノルキューブの昆虫標本ケースです。
開発当初、社内でも「透明なプラスチックケースで標本?」という声がありました。でも実際に試作品を手に取ってもらうと、皆の反応が変わったんです。「これ、裏側が見える!」って。
おかげさまで、昆虫標本を裏側からも観察できる点を評価していただき、博物館での展示や経営革新計画の承認もいただきました。
詳しい記事はこちらで書いてます。

ミノルキューブの最大の特徴は、2つの「コの字型」パーツを組み合わせる構造にあります。5面に蓋が付いているタイプではなく、コの字×コの字で6面すべてが透明な箱になる。だから、どの角度からでも中身が見えるんです。
しかも、各エッジに45度の傾斜を施していて、パーツ同士がピタッと噛み合います。持ち上げても勝手に開かないし、スライドさせればスッと開く。このバランスを出すのに、実はかなり苦労しました。射出成形時の外気温の変化まで考慮して、ベテラン職人たちと何度も調整を重ねた結果です。
こだわりポイント
ミノルキューブ 昆虫標本ケースの特徴
- 360度観察可能 – ドイツ箱のように上からだけでなく、裏側・側面・斜め…あらゆる角度から手に取って観察できます
- 全5サイズ対応 – S・L・Sロング・Lロング・LLの5種類。小さな蝶から大型のカブトムシまで、ミノルキューブ全サイズに対応しています!
- 初心者でも簡単セット – 専門的な器具や技術は不要。簡単にセットできるので初心者でも安心してご利用いただけます
- 埃・チリから保護 – 6面密閉構造で、大切な標本をしっかりガード

ドイツ箱とミノルキューブ、どっちを選ぶ?
「じゃあドイツ箱はもう要らないの?」というと、そういうわけでもありません。用途によって使い分けるのがベストです。
| 比較項目 | ミノルキューブ | ドイツ箱 |
|---|---|---|
| 観察方向 | 360度全方向 | 上からのみ |
| 収納数 | 基本1体ずつ | 複数の標本を並べて収納可 |
| 長期保存 | ○(UVカットシリーズあり) | ◎(高い気密性・紫外線対策品もあり) |
| 価格帯 | 450円〜1,880円(税抜) | 数千円〜(大型は1万円以上も) |
| 重さ | 軽い(プラスチック製) | 重い(木製・ガラス) |
| 向いている用途 | 観察・教育・ディスプレイ・プレゼント | 研究・長期保存・コレクション整理 |
たくさんの標本をまとめて保管したい、長期間の研究に使いたいという場合は、やっぱりドイツ箱が向いています。私たちも、ドイツ箱の価値は十分理解しています。
一方で、「お気に入りの1体をじっくり観察したい」「子どもと一緒に虫の体のつくりを学びたい」「インテリアとして飾りたい」という場合は、ミノルキューブの出番です。
お客様からは「ドイツ箱で保管しつつ、特に見せたい標本だけミノルキューブに入れてデスクに飾っている」というお声もいただいています。使い分けていただけると嬉しいですね。
サイズは全5種類から選べる
ミノルキューブは、標本のサイズに合わせて5種類から選べます。
| サイズ | 外寸 | 内寸 | 価格(税抜) | 向いている標本 |
|---|---|---|---|---|
| S | 65×65×65mm | 59×59×59mm | 450円 | 小型の蝶、甲虫類 |
| L | 97×97×97mm | 91×91×91mm | 780円 | 中型の蝶、カブトムシ |
| Sロング | 65×65×97mm | 59×59×91mm | 680円 | 細長い昆虫 |
| Lロング | 97×97×162mm | 91×91×156mm | 1,780円 | 大型のクワガタ、カマキリ |
| LL | 130×130×130mm | 124×124×124mm | 1,880円 | 特大サイズの標本 |
迷ったら、まずはSサイズかLサイズから試してみてください。450円(税抜)からなので、気軽にお試しいただけます。
ちなみに、紫外線による色褪せが気になる方には「UVカットシリーズ」もご用意しています。紫外線を99.8%以上カットするので、窓際に飾っても安心です。
こんな使い方もできる
昆虫標本以外にも、お客様からさまざまな使い方のご報告をいただいています。
- 夏休みの自由研究 – お子さんが採集した昆虫を標本にして、360度観察しながらスケッチ
- 教育現場での活用 – 理科の授業で、昆虫の体のつくりを立体的に学ぶ教材として
- プレゼント – 大切な人への贈り物として、美しい蝶の標本をキューブに入れて
- インテリア – デスクや棚に飾って、ちょっとしたアート作品のように楽しむ
複数のキューブを積み重ねたり、並べたりして、自分だけの「ミニ博物館」を作るのも素敵ですよ。お客様の作品をSNSで拝見するのが、私たちの密かな楽しみだったりします。
昆虫標本の新しい楽しみ方
昆虫標本って、作るのも楽しいけど、じっくり観察するのがまた格別ですよね。
ミノルキューブを使えば、今まで見られなかった角度から標本を眺められます。裏側の構造を確認したり、光の当たり方で色が変わる様子を楽しんだり。「虫ってこんな体してたんだ」という発見を、ぜひ体験していただきたいです。
博物館での展示実績、経営革新計画の承認をいただいた信頼性。それでいて450円(税抜)からという手軽さ。初心者の方でも簡単にセットできる使いやすさ。
昆虫標本を「保管」から「観賞」にアップグレードしてみませんか?ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。
